iDeCoの節税効果は!?/やらないともったいない

最近、iDeCoってよく聞くんだけどさ。
なんでも節税になるとかで…

でもそれって、一部の高収入の方だけの話じゃないの??
実際のところどうなのさ⁉︎

知らないと損する話みたい。

この記事では、iDeCoを掛けることで、
「どれくらいお得(節税効果)になるのか」
具体的に事例を出して計算してみるソロ。

大まかな節税効果が簡単にわかるようになるので是非活用してみよう。

おいらもちょいと始めてみるか!

 

iDeCoの節税効果は⁈

それではiDeCoの一番のメリットである税効果を実感してみましょう。
早速、どれくらいの税額軽減があるのか検証に入ります。

 

掛金が全額所得控除される?どういうこと?

iDeCoの特徴の一つである「掛金全額 所得控除」というものがあります。
ざっくりですが、
式にすると↓
給与等所得-(社会保険料や基礎控除等+iDeCo掛金全額×税率=税金
*税率は、所得税5~40%、住民税原則一律10%

以上のように計算され、税金がかかる所得の対象(課税所得)が小さくなるのです。
なお、税金とは所得税と住民税のことであり、両方ダブルで控除されます。

ちなみに所得とは、お給料の場合、収入でも手取りでもなく、
「総収入(税引前)-給与所得控除」
詳しくは☛国税庁HP「給与所得控除」

例えば、収入が400万円の場合、
400万円-(400万円×20%+44万円)=276万円←給与所得

 

実際に事例をもとに試算してみましょう!

 

ケース1・40歳会社員・年収300万円・iDeCo毎月1万円

給与所得⇒300万円-(300万円×30%+8万円)=202万円
この金額から社会保険料や基礎控除等を差引くと、所得税は5%になります。
また、住民税は一律10%です。

よって、
1年間に軽減される所得税=年間掛金12万円×5%=6,000円
1年間に軽減される住民税=年間掛金12万円×10%=12,000円
年間合計18,000円の税額軽減となります。

 

年間の軽減額 20年間の軽減額
所得税 6,000 120,000
住民税 12,000 240,000
合 計 18,000 360,000
✓ポイント
iDeCoの掛金に自身の所得税率と住民税率(10%)を掛ければ、その額が税額軽減となる

 

 

ケース2・40歳会社員・年収400万円・iDeCo毎月2万円

給与所得⇒400万円-(400万円×20%+44万円)=276万円
この金額から社会保険料や基礎控除等を差引き、所得税を5%とします(状況により相違する場合もあるため)。
また、住民税は一律10%です。

よって、
1年間に軽減される所得税=年間掛金24万円×5%=12,000円
1年間に軽減される住民税=年間掛金24万円×10%=24,000円
年間合計36,000円の税額軽減となります。

 

年間の軽減額 20年間の軽減額
所得税 12,000 240,000
住民税 24,000 480,000
合 計 36,000 720,000

 

 

ケース3・40歳会社員・年収500万円・iDeCo毎月3万円

給与所得⇒500万円-(500万円×20%+44万円)=356万円
この金額から社会保険料や基礎控除等を差引き、所得税を10%とします(状況により相違する場合もあるため)。
また、住民税は一律10%です。

よって、
1年間に軽減される所得税=年間掛金36万円×10%=36,000円
1年間に軽減される住民税=年間掛金36万円×10%=36,000円
年間合計72,000円の税額軽減となります。

 

年間の軽減額 20年間の軽減額
所得税 36,000 720,000
住民税 36,000 720,000
合 計 72,000 1,440,000

 

以上、3パターンで試算をしてみました。
結論、掛金が大きければ大きいほど税額軽減効果はありそうです。

年収300万円の方でも、毎月3万円積立てすると
所得税=年間掛金36万円×5%=18,000円
住民税=年間掛金36万円×10%=36,000円
年間合計54,000円、20年間で1,080,000円の税額軽減となります。

ただし、沢山掛ければいいというわけではありません。
そもそも自分が払っている税金以上に税額控除はされません。
ご自身の税軽減効果を知りたい方は、
iDeCo公式サイトかんたん税制優遇シミュレーション

また、無計画に始めると途中で資金繰りが厳しくなり継続できないケースが往々にあります。
まずは、老後必要資金額などのマネープランやライフプランニングが必須です。そのために現状把握することで効果的な貯蓄計画を立てるとゴールまでぐっと近づけます。

 

結論まとめ

結論、iDeCoは「やらないともったいない」

例えば、上記の事例2のケースだと、年間24万円の積立てに対し36,000万円の税軽減=利益。つまり年率15%の金融商品と見立てることもできるわけです。
現在の銀行預金はどれくらいでしょうか⁈ 条件付きの定期預金でも0.2%(2021/11現)あればトップクラスの金利です。さらに利子税20%(復興特別税除く)が引かれるため384円の利益となります。

貯金はとりあえず銀行預金や財形等という方は、iDeCoを選択肢の一つに考えてみるのもいいかもしれませんね。ちなみにiDeCoの商品には元本が保証されているタイプもありますのでご安心を。

 

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みんな今回のお話はどうだった??
おいらには、さほどデメリットは見当たらないぞ。
早く始めた方が効果は高くなるよ。
iDeCoについて、もっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてソロ。

iDeCo(イデコ)とは?|公的年金の上乗せ制度

https://tsurukameshow.net/ideco-nisa/

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